
▶︎県の天然記念物に指定されている全長約450mの鍾乳洞。
満奇洞

とにかく鍾乳洞を見に行きたかった。せっかく見に行くなら良い鍾乳洞を見に行きたい。
さて、どこに行こうと考えたのだけれども、一番行きやすいと思った「満奇洞」を選んだわけだ。
最大の悩みは、どうやっていくかだと思う。いくつか手段があるので、列挙してみる。
・高速バスで行く
一番簡単なのが高速バスで行く方法だ。
ちなみに僕はこの方法で帰ってきた。
朝から夕方までまんべんなく運行されているので、計画も立てやすいと思う。バスからの眺めも結構良い。
・在来線に乗っていく
ちなみに僕はこの方法で行った。
難易度的にはかなり高いけど、ある意味オススメのルート。
廃線一歩手前の電車である。その為、本数も朝と夜しかなく、一日に三往復のみだ。
しかも、始発に乗っても朝の便には乗れない。つまり、電車で行こうとすると、絶対夕方着になるわけだ。しかも五時間くらいかかる。
ちなみに、夜に到着する頃にはバスも終わっているので、タクシーに乗る必要がある。
高速バスやレンタカーで頑張れば日帰りで楽しむことは十分可能だと思うけど、僕は在来線で行ったということもあって一泊した。そのとき利用したのがホテルだ。それなりに安いのと、何よりも徒歩圏内というのがいい。
アドバイスとしては、豪華な貸切風呂を予約するのは必須だと思う。旅館ではゆっくりと良いお風呂につかりたいと思っている人は、是非貸切風呂を利用してみてください。
オフィシャルには一時間くらいで観光できると言われている。実際普通に歩いて観光するとそれくらいだと思う。
でも、じっくり観光しようと思ったらいくらでも長居ができたりする。
「美術館とかはじっくりと楽しむタイプ」というような人は、時間を沢山準備しておいた方が良いと思う。ちなみに僕は三時間かけて観光した。
鍾乳洞なんだけれども、一番の見所は「水」だと思う。とても綺麗な水。神秘的な水。怖い水。深い水。暗い水。明るい水。早い水。止まった水。そして、美味しい水。水のいろいろな姿が一度に楽しめるのだ。
交通手段という条件を無視すれば、文句なしにオススメの観光地だ。一生の内に一度は見ておくべきなんじゃないか。目で見て、肌で感じる、それが重要だと思う。洞窟に入った瞬間の温度が下がる寒い感じ、そういうのが大興奮だ。
ホームページは前時代的でとても閲覧しにくいけれども、貴重な情報がぎっしりと詰まっているので、旅行前に一通り目を通しておくのをオススメします。
【基本情報】
満奇洞
住所:〒719-2721 岡山県新見市豊永赤馬2276-2
営業時間:
8:30~17:00(入洞は16:30まで)
電話番号:0867-74-3100